自粛要請期間特別コラム vol.3 「リズムが取れるようになる練習方法」

皆さん、こんにちは!!RGSギター教室、ギター講師の武谷です。

昨今のコロナ騒動で、各楽器店の音楽教室は休講に追い込まれています…
RGS荻窪校は、感染拡大の防止に細心の注意を払いながら、教室の運営を予定通り実施しておりますが、それでもやはり生徒さんのお休みが多くなっております。

生徒の皆さんはいかがお過ごしですか?
自粛期間といえども、ギターの練習は休まないようにお願いしますね!笑

自粛要請期間は、お休みの方も多いので、期間限定で「ちょっと勉強になる、ギターを練習したくなる」そんなコラムを投稿していこうと思います!!


★VOL3「リズムが取れるようになる練習方法」

今日は、昨日の続きで、どういう練習をすればリズムが取れるようになるのか、ということを考えていきたいと思います。

※昨日の記事vol.2「リズムが取れないってどういうこと??」をお読みでない方は、先にそちら読んでおくと理解しやすいですよ!

vol2.「リズムが取れないってどういうこと??」


①自分が合わせるべき曲の秒針の刻みスピードが判定できない
まず、具体的にやることは、とにかく曲を聴きこむということです。あまり曲を聴き込んでいないのに、いきなりリズムを取ろうとしてもなかなか難しいものです。まずは曲のムードに浸りながら、しっかりと聴き込んでみましょう。それでもダメなら、次は、曲中で一定の間隔で鳴る音を探します。例えば、ドラムのスネアやハイ・ハットの音、シェイカーやタンバリンなどのパーカッション楽器の音などは見つけやすいです。一定の間隔で鳴る音を見つけたら、それに合わせてひたすら足踏みや手拍子をしてみましょう。続けているうちにリズムが身体の中に浸透し、自然とリズムを取れるようになっていきますよ!


②演奏しながら自分の中の秒針の刻みスピードを一定に保てない
これは、メトロノームを使った練習が効果的です。メトロノームは絶対にぶれないので、一緒に演奏してみて違和感があれば、100パーセント自分の演奏が不安定であるということです。まずは4分音符のリズム(1、2、3、4のリズム)でメトロノームを鳴らし、それに合わせて演奏をする練習をしてみましょう。常にメトロノームの音を意識して、その音と一体化するイメージで練習してみましょう。また、メトロノームに合わせるのが難しいという方は、リズム・マシーンを使うのも良い方法です。リズム・マシーンはドラムなどのリズム楽器の音が鳴るので、曲に近い雰囲気で演奏でき、メトロノームよりも合わせやすいという方が多いです。

↑メトロノームを使った練習風景です。いろんな曲でやってみましょう!

※メトロノームの練習がつまらない時は??                メトロノームやリズム・マシーンを使った練習は効果的ですが、一番の問題はつまらないということです。笑)こういうときは、一定のリズムで流れるCD音源に合わせて練習する、また、練習用教材付属のカラオケCDに合わせて練習するなど工夫してみましょう。とにかく、一定の間隔で鳴る音、また、一定のリズムを持った曲に、”合わせて”演奏することが大切です。臨機応変に楽しみながら練習してください!


●最後に…
皆さん、一連のコロナ騒動でギターを練習するモチベーションが落ちていませんか??笑
自粛要請期間は、自宅にいる時間が長くなっている方も多いと思います。であれば、逆にギターをじっくり練習する機会とポジティブに捉え、いつもは出来ない練習方法で練習する、もしくは、新しい曲に挑戦するなどなど、音楽をより一層楽しむための活動をしていきましょ~!!皆で協力して、前向きな気持ちでこの大変な時期を乗り越えていければと思います!!それでは、本日も練習頑張ってください!!

RGSギター教室 ギター講師 武谷健

 


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