ギター小ネタドリル vol.18 「タッピング練習張-4」

タッピング練習帳第4回目は、左右のタッピング・テクニックを駆使したオール・タッピングで弾くプレイを見てみましょう。見た目にも派手なプレイなので、ライブでの盛り上がりも期待できますね。

左手のフォーム
オール・タッピングはその名の通り、全てタッピングだけで発音をするテクニックです。左右の手を個別にみてみましょう。左手はパワーコードのフォームを構え、各弦を交互にタッピングします。この時2本の弦の音が重ならないように、タッピングと同時に、手前の指を弦から離すことがポイントになります。人差指は余弦のミュートを常にしている意識なので、弦から出来るだけ離さないようにします。フレットのキワを狙って、低い位置から力強くタッピングして下さい。

右手のフォーム
右手は、複数の指を使うパターンを紹介します。通常人差指と中指を使って弾くことが多いです。構え方は今まで通り親指をネックの縁に置いて安定させます。タップする指は弦に対して出来るだけ平行に構えるようにして、やはりフレットのキワをタップします。異フレットをタップする時は、指の関節をたたんで段差をつけるように構えます。手首の角度を変えてはいけません。

▲人差指でタッピングしたところ
▲中指でタッピングしたところ

では、両手を合わせて弾いてみましょう。このようなフレーズは、コード・トーンを意識して弾く事が多いのも特徴です。フレーズの詳細に関しては、難しい話になってしまうので、レッスンの時に先生に聞いてみてください。

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