スチールギターでメロディーを弾く 1回目

スチールギターでメロディーを弾く 1回目

スチールギターでメロディーを弾く練習をしてみましょう。お題はハワイアンのトラディショナル「PAPALINA LAHILAHI」です。早速譜面を見てみましょう。

PAPALINA LAHILAHI

PAPALINA_LAHILAHI_1

Key=Cのシンプルなメロディーです。スチールギターのチューニングはC6「ECAGEC」(1弦~6弦)です。入門編として、あまり抑揚も付けずにアレンジしていますので、確実にポジションと弦を捉えられるように練習してみましょう。

POINT-1
今回はメロディーの練習ということで、極力横移動をするようにポジションを選んでいます。弦移動をあまりしていないので、バーを目的のフレットに素早く正確に動かす事を練習の目的としてみましょう。

POINT-2
後程コードに対するハーモニーを付けやすいように弾いています。コード・ネームも合わせて覚えておくといいでしょう。

POINT-3
ピッキングは親指と人差指を中心に弾いてみましょう。基本的には人差指で弾けば良いですが、3小節目Cコードの3拍目で3弦を弾く時は、必ず親指で弾きます。

ハーモニーを付ける
単音のメロディーが弾けたら、ハーモニーを付けて弾いてみます。よりスチールギターらしいプレイになると思います。付けるハーモニーは、コード・トーンの中から1音足しています。コード・フォームと比べながら弾くと、ポジションが解りやすくなると思います。弦の弾き間違いに注意して練習しましょう。

PAPALINA_LAHILAHI_2

POINT-1
2弦と3弦を同時に弾くピッキングは、人差指と中指で弾きます。指先を揃えるように構え、2本の弦を同時に弾きましょう。

POINT-2
2弦と4弦を弾くピッキングは、親指と人差指で弾きます。弦を1本飛びこして弾く距離感を右手に覚えこませましょう。

POINT-3
スラーで繋がった音は、初めの5フレットだけ弾いて、スライドさせて発音します。スライド時に左手のミュート(小指や薬指)が弦から外れないように注意しましょう。

メロディー・プレイは演奏の基本要素が詰まっているので、良く練習しておきましょう。メロディーを弾く際に、音名とポジションを同時に覚えるようにすると、違う曲を弾くときにも役立つので、タブ譜を暗記するのではなく、弦とフレットの関係を含めて覚えましょう。また、コードを意識しておく事も大切です。弾いている小節のコード・ネームが何なのかを頭に置いて弾くように心がけて下さい。

金髪センセー

lesson

→スチールギターでメロディーを弾く 2回目