講師インタビュー「古川先生」
今回はギター講師の古川先生にインタビューを行いました。エレキ・ギター、アコースティック・ギターの講師としてはもちろんのこと「女性限定コース」「キッズコース」も担当してもらっています。では、よろしくお願いします。
RGS:はじめに簡単に自己紹介をお願いします。
古川先生:エレキギター、アコースティックギター、女性限定、キッズ、親子コースを担当しております、ギター講師の古川夏希です! バンドやライブ演奏が大好きで、アーチストのサポート演奏や制作現場でのギターも沢山弾いています。
RGS:先生はライブ派の活動が好きな印象ですね。ライブは様々なニーズに瞬時に応えていかなければならないので、その度に多様なスキルが必要になりますよね。 サポート演奏では色々な音楽ジャンルでギターを弾き分けると思いますが、先生ご自身としてはどんな音楽とかギターが好きなんですか?
古川先生:エレキギターを始めた頃に、ブルースロックにハマってました。中でも「ジミ・ヘンドリックス」を聴いて、かっこいい〜と衝撃を受けたんです。もちろんサウンド感や音楽性は現代的ではないのですが、ギターの音に魂が乗っているような、心の叫びの様なモノを感じたんですよね。まさにギターの音でロックの洗礼を受けた瞬間でしたね。 それからジミ・ヘンドリックスはわたしの永遠のヒーローなのです。
RGS:おー!ジミヘンの熱いプレイに感銘を受けたんですね。ロックの洗礼ですね、その気持ちわかりますよー。先生が使っているギターにもその傾向が見られますね。
古川先生:ストラトをメインで使っているのは、やっぱり色々な音楽に柔軟に対応できるからですかね。実際にはポップス曲を弾くことが多いので、ストラトはやっぱり便利に使えるギターなんですよ。ただ、ポップスの中で鳴らすブルースギターって、すごくカッコいいので、ポップな音楽の中でブルージーなソロを弾くカッコ良さは今後も追求していきたいと思います!
RGS:ポップスの中で弾くロックなフレーズですね。とてもカッコ良さそうですね。是非今度聞かせてください。 ジミヘンはとても手が大きくて、ギターをまさに自在に弾きこなしていましたね。ギターを弾く際に、楽器の大きさなど女性ならではの悩みや注意点などありましたら是非教えて下さい。
古川先生:特に女性は無理のない押弦や正しいフォームでのストロークを身につけることが大事だと思います。ギターは力で弾くものではないのですが、腕力や握力に意識が捉われがちです。男性のように力が無いから、指が届かないから、といった事で諦めてしまいそうになる気持ちも分かりますが、力に頼らずに弾くことが出来れば、長く元気にギターを楽しめるようになります。身体への負担が少なければ、その分長く弾いていられるんです。もちろん男性にも同じ事が言えますが、女性ならではの力の感覚の様なものは、女性ならではなんですよね。うまく説明出来ないですが、そこら辺の克服ができる様にレッスンしていきたいといつも考えています。
RGS:なるほど。女性ならではの視点ですね。確かに男性だと力でゴリ押しできてしまう部分もありますしね。
古川先生:そう。色々あるんですョ。ギター本体に関しては、最初はボディが重たくないギターの方がいいと思います。重量がありすぎるとそれだけで疲れちゃいますので。見た目がとにかく大好きとかなら問題ないと思いますが、今は色々なタイプのギターがインターネットを使って選べるので、その辺りも含めて相談してもらえると嬉しいです。
RGS:見た目大事ですね。ギターはカッコよく、可愛く、美しく弾きたいですね。是非その辺りのお話も改めて聞いてみたいですが、昨今はそんなカッコよく、可愛いガールズバンドや女性プレイヤーを多く見る様になったなぁと思います。近年の女性バンド事情をどの様に見ていますか?
古川先生:かっこいい女性ミュージシャンは昔から多く活躍していますけど、ガールズバンドやアニメの影響でより若い世代や楽器に憧れを持っている人の目に留まる機会が増えたのはいいことだと思っています。以前より軽音学部の女子割合が高くなっているようですし、憧れスタイルの一つになっているのかな?バンド活動はとても楽しいので、皆んなにやってもらいたいと思います。
RGS:学生時代のバンドは一生の宝ですよね。特別な経験になると思うので、是非トライしてもらいたいですね。ところで、唐突な質問ではありますが、先生は音楽においてギターはどんな楽器だと考えていますか?
古川先生:う〜ん難しい質問ですね。ギターは音楽の様々要素を兼ね備えた、ある意味万能な楽器なんですよね、バンドの中では、ボーカルの様なフロントマンとして活躍する事ができたり、または、リズム楽器としてサウンドを支えたり、音楽の雰囲気を演出するために音色で表現したりもします。ギターは音楽の色々なニーズに応える「なんでも屋さん」みたいな所があるんじゃないかな。
RGS:ギターはバンドの中で色々な役割を持っていますよね。それなのに1本でも音楽を作り上げてしまう事ができる、まさに万能な楽器と言えますね。皆んなにギターの魅力を沢山伝えてあげて下さい。 最後にギターを習いたいと思っている方へ一言お願いします。
古川先生:レッスンでは持ち方から丁寧にやっていきますので初めての方もご安心ください! 自分の手元から”あの”ギターの音が聞こえた時の感動を、是非皆さんにも体感してもらいたいです♪ ライブやレコーディングの現場感も沢山お伝えしたいと思ってます。初心者の方はもちろん、更にレベルアップしたいという方もお待ちしておりますのでよろしくお願いします!
RGS:先生のギターに対する熱い想いを沢山伺う事ができたと思います。ライブでの対応や心構えなど、また別の機会にお話を伺いたいですね。ありがとうございました。
アールジーエス ギタースクール