6弦8弦どっちを選ぶ?
スチールギターを始めるのは6弦からか8弦からか、良く問われる質問ですので少し考えてみましょう。この問いに対する明確な回答はありません。それは各個人の演奏スタンスに関わる事だからです。楽器の初段で演奏スタンスが不明瞭な方は、下記の設問に対する応えを見て判断の指針としてみて下さい。
1.エレキギターが弾ける→8弦 ギターが弾けるならある程度の基礎が分かります。挑戦の意味も込めて8弦にトライ。
2.エレキギターを弾いたことがある→6弦 押弦するギターとは全く違う楽器なので、スチールギターの基礎から練習した方がいいでしょう。
3.ハワイアンを弾きたい→6弦 ハワイアンは6弦でほぼほぼの曲を弾くことができます。
4.オールドカントリーやブルースを弾きたい→6弦 オールドカントリーやブルースは6弦でほぼほぼの曲を弾くことができます。
5.8弦に憧れがある→8弦 憧れは絶対的な力です。順を追って6弦からなどと考えずいきなり8弦にトライしましょう。
6.ペダルスチールを弾きたい→ペダルスチール 弾きたい楽器を弾きましょう。周り道をするほどスチールギターは簡単な楽器ではないです。ペダルが弾ければラップスチールも弾けますが、ラップが弾けてもペダルスチールは弾けません。。
7.何でもいいから弾いてみたい→6弦 基本は6弦に全て詰め込まれています。6弦を弾いてみましょう。
8.目立ちたがりである→8弦 8弦の方がなんか凄そうに見えます。出落ち覚悟で8弦を持ちましょう。
9.難しい楽器でも弾ける自信がある→8弦 是非トライしましょう。その自信は必ず力になります。
10.難しそうなので自信がない→6弦 気長に練習しましょう。どんな人でもいきなり上手く弾けるわけではありません。毎日の練習が大事です。
11.伴奏が聴き取れる→8弦 8弦が本領発揮するのはハーモニーとコードワークにあります。伴奏がしっかり聴き取れるようなら、優れたハーモニー感覚を持っています。8弦の真髄を追求して下さい。
12.伴奏に興味がない、聴きとれない→6弦 旋律しか聴き取れないようなら旋律から弾きましょう。単線を弾いている分には弦の数やチューニングは然程影響しないです。6弦から弾いてハーモニー感覚をしっかり養いましょう。
13.楽器にお金をかけたくない→6弦 6弦の方が安く購入できます。種類も多く探しやすいです。
14.スチールギターはバンドの楽器の一つと考える→6弦 バンドに入っていれば足りない音域は他の楽器がカバーしてくれます。必要最小限を目指して6弦を極めましょう。
15.スチールギターだけで完成された音楽を奏でたい→8弦 ギターと違って一台で完結させるのは結構難しい楽器ではありますが、8弦の方が可能性があります。このような趣旨をお持ちならドブロやワイゼンボーンタイプもおすすめです。
16.手が小さい→6弦8弦 スチールギターの演奏に手の大きさはあまり関係していないです。楽器選びの指針にはならないかと思います。
17.和音が好き→8弦 6弦に比べて8弦の方が鳴らすことのできる和音が多いです。この差は歴然としているので、和音好きは間違いなく8弦の豊かなコードに魅了されます。
18.何でも基礎が大事だと思っている→6弦 スチールギターの基礎は6弦にあります。6弦からじっくり弾きましょう。
19.基礎なんかよりとにかく弾ければいい→6弦8弦 基礎は大事です。必ず壁にぶつかりますので楽器の種類に関わらず基礎練習をするようにはして下さい。
20.上記の質問に一つも答えられない→0弦 まずはスチールギターの演奏をたくさん聴いて、楽器を弾くイメージを持ちましょう。音楽は創造性が大事です。イメージを持つことから音楽の創造は始まりますので、聴くところから始めるのがいいでしょう。
自分のスタイルに合った弦の数を選ぶのはなにしろ経験が必要になりそうです。今現在、目の前に楽器があったらそれを弾くのが良いかと思います。そして弾きこなせるかどうかは、弦の数ではなく練習次第です。沢山演奏をして楽器を好きになるのが一番です。その中から適切な楽器が分かるようになると言うのが結論になりそうです。
金髪先生

