E9th ペダルスチールギター チューニング

E9thペダルスチール チューニング
E9th Pedal Steel Guitar Copedent
ペダルスチールのチューニングとペダル、ニーレバーの動作を合わせて見てみます。ここでは、一般的に使われているチューニングを取り上げています。ペダルスチールのチューニングはギター本体のつくりに依存しています。ペダルの配置や動作させる弦、音程等は、ギターを設計する段階で決められているので、簡単に自分で変えることの出来るものではありません。自分好みのチューニングにしたければ、オーダーメイドで作らなければならないということになりますので、注意しておきましょう。また、本頁では、E9thチューニングを扱っています。C6チューニングに関しては こちら→C6チューニング

左に記したのが開放弦の音程です。続いて各レバーとペダルを操作した時の音程を表しています。A=Aペダル、B=Bペダル、C=Cペダルです。

Aペダルを操作すると、5弦と10弦の音程がBからC#(1音上がる)になります。

Bペダルを操作すると、3弦と6弦が半音上がって、G#がAになります。

Cペダルを操作すると、4弦と5弦が1音上がり、4弦はEがF#に5弦はBがC#になります。5弦が1音上がるというのは、Aペダルを踏んだときと同じですね。

LKRを操作すると4弦と8弦の音程が半音下がって、開放弦のE音がD#音になります。ニーレバーの中で最も大事なレバーで、どのペダルスチールにも必ずこのレバーが優先的に付けられています。

LKLはLKRと逆に4弦と8弦の音程が半音上がります。

RKLは2弦と7弦のF#音を半音上げてG音にします。このレバーは違う配置になっていたり、付いていなかったり、機種によってさまざまです。

RKRの2弦は、2段階で操作できるようになっているものです。半音下がった所で一旦止まり、更に押し込むようにレバーを右に操作すると更に半音下がるというものです。

開放弦のチューニングに関してはこちらで詳しく解説しています→開放弦のチューニング

A~Cペダルは大体どの機種でもこの配置になっています。レバーは機種によって違いが結構あるので、自分の持っているギターのチューニングを上のように表で作っておくと良いでしょう。

金髪せんせー

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