ペダルスチール 組み立て方
ペダルスチールギターの組み立て方
Pedal Steel Guitar Assembly Tutorial
ペダルスチールの組み立て方を見てみましょう。ペダルスチールには幾つかの種類がありますが、大体どれも同じ要領で組み立てることが出来ます。ペダルスチールの組み立て方を見てみましょう。
ペダルスチールの部品
まずは、ペダルスチールの部品を見てみましょう。ペダルスチールは本体にネック、ヘッド、チェンジャー等が付いていますが、足、ペダル、ロッドは取り外しができるようになっています。ケースに収納する場合や、持ち運び時には、足やペダルを外しますので、ケースを開けた状態は下の写真のようになっています。ケースに入った本体、4本の足、ペダル、ペダルの数に相応するロッドをまず確認しておきましょう。
足をつける
まずは、足を付けます。本体はケースに裏側に入った状態のまま、4つの足を付けます。ペダルを取り付ける足と、手前側の足は、形状の異なるものもありますので、付ける位置に注意しましょう。ペダルを付ける足を奥に取り付けます。4本の足を全て付けます。気長にクルクル回して取り付けましょう。
4本の足を取り付けました。
ペダルをつける
足がついたらペダルを取り付けます。ペダルを取り付ける方式は機種によって違いますが、奥の足2本に固定できるようになっています。ワンタッチではめ込むモノや、ここで取り上げているようなネジで固定するものがあります。ペダルの踏む面が下になるようにして、向かって右側にAペダルが位置するように取り付けます。本体はひっくり返っているので向きに注意して下さい。
向きに注意して下さい。ヘッド側にペダルが寄るようにします。
これは、足に取り付け用の穴が空いており、ペダルボードについたネジで足に固定します。ペダルの向きに注意して取り付けましょう。この時点ではペダルはボードにプラプラ垂れ下がっていてOKです。
ペダルボードが足に取り付け終わりました。ペダルはぶら下がってます。
ロッドをつける
次にペダルにロッドを付けます。ロッドは、長さの調整があるので、個別に番号が付いています。もしロッドに番号が付いていなかったら、番号シールを貼るなどして番号を付けておき、毎回同じロッドを同じペダルにつけるようにします。
ロッドの先は引っ掛けられるようにフックのように形成されています。これを本体のロッドを取り付ける穴に挿します。指す向きに注意しなければなりません。下の写真のように奥から手前に向かって引っ掛けるようにします。
ロッドが手前に倒れた状態で引っ掛ける事がポイントです。
取り付け穴に奥から引っ掛けます。
ロッドを穴に引っ掛けた所です。
ロッドを穴に引っ掛けて、起こします。
ロッドをペダルに固定
ロッドをペダルに固定します。ペダルへの取り付け方法も機種によって若干違いがありますが、どれも、ペダルに取り付け用のブッシュがついており、差し込んでロックするようなものになっています。今回取り上げたものは、差し込むと自動でロックがかかるようにブッシュにベアリングがついています。該当するペダルにロッドを取り付けましょう。
このロッドは、奥まで差し込むとロックされます。
取り付けが完了しました。
ケースから出す
足、ペダル、ロッドの取り付けが出来たら、いよいよケースから出します。ケースから出す際には、以下のようにまず、対角線上の2本の足持ちます。必ず対角線に持たなければバランスが取れずに持ち上げる事が出来ませんので、よーく注意しましょう。足は根元を持ちます。根元を持たなければ力が入らないのでこれもよーく注意しておきましょう。
持ち上げる時、ギターの足を外側から持つようにします。左手前の足を巻き込むように外側から持ちます。
足を持って一旦持ち上げます。腰には充分注意して立ち上がりましょう。腰を入れていないとギックリしますのでよーく注意して下さい。
ペダル面が手前に来るように半回転させます。
ペダルボード側から置きます。ゆっくりね。
置いて完成です。このまま移動させる時も、このように対角線で足の根元を持ちます。本体は持たずに、常に足を持つということを忘れずにしましょう。
ケースに戻すときは、これとまったく逆の事をします。ポイントは以下の3つ。
1-足の付け根を対角線で持つ。
2-足は外側から巻き込むように持つ。
3-ペダルボード側から持つ
ということになります。
ペダルスチールは結構重量があります。腰を痛めないように注意しましょう。
金髪せんせー