スチールギター ハワイアンバンプを弾く 4回目
スチールギターでハワイアンバンプを弾く 4回目
スチールギターでハワイアンでのお決まりフレーズ、バンプを弾いてみましょう。定番フレーズなので、丸暗記して、自分のプレイに応用できるようにしておくといいでしょう。ここで取り上げているのは全てC6チューニングで弾くフレーズです。Key=Cでのプレイになるので、各Keyに移調して弾いてみましょう。
ハワイアン・バンプで使用されるコード進行は、II7→V7→Iでした。V7→Iの進行も良く使われます。これらの各コード・トーンをアルペジオで弾くだけでもバンプ・フレーズとして使う事ができますが、今回はコード・トーンを意識した弾き方を中心に取り上げてみました。気に入ったフレーズがあったら暗譜しておき、いつでも弾けるようにしておくと良いでしょう。
Ex-1
▲G7→Cのコード進行です。単音で弾く事を意識して、2弦11フレットを弾く直前でブロッキングして3、4弦の音をミュートできるようにしておきましよう。
Ex-2
▲Ex-1のフレーズを発展させたフレーズです。1、2拍目に変化を付けることで違った雰囲気をだしていますね。
Ex-3
▲Ex-1を更に発展させています。3連を入れることで、スピード感を出す事ができます。リズムにも注意して弾いてみましょう。
Ex-4
▲3、4拍目はG7のアルペジオです。このようにコードのアルペジオをフレーズに取り入れて弾くことが多く見られます。コード・トーンを意識して弾けるようになると良いでしょう。
Ex-5
▲Ex-4を発展させています。D9のコード・トーンをアルペジオで弾いているのが解ります。D7→G7→Cのコード進行でも、コード・トーンを連結させることでフレーズを作る事ができます。これもコードを意識して弾く練習をしておきましょう。
Ex-6
▲コード・トーンを意識しつつ、繋ぎの音をスライドでスムーズに弾くフレーズです。4弦10fと2弦11fはスラントで構えておくと良いでしょう。
Key=Cのハワイアン・バンプでした。フレーズそのものを覚えるのと同時に、バックに鳴っているコードを意識しておくことがポイントになります。数字の順番を追うだけでなく、コード・トーンとフレーズで使われている音をしっかり意識しておくと、更に応用をきかせることが出来るようになっていきます。じっくり練習してみて下さい。
金髪せんせー
→ハワイアンバンプを弾く 3回目
→ハワイアンバンプを弾く 2回目
→ハワイアンバンプを弾く 1回目
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