ギター小ネタドリル vol.22 「”おうちでソロ・ギター”第1弾~線路はつづくよどこまでも~」
皆さんこんにちは!!RGSギター教室、ギター講師の武谷です!!
皆さん、緊急事態宣言下であるこの時期は、自宅で粛々とギターの練習に励んでいることと思います。しかし、ご近所に迷惑でアンプで音を出せない、また、自宅では大きな声で弾き語りが出来ない…そいうった悩みのある方も多いのではないでしょうか?そこで、1人でそっと奏でるように弾いても十分に楽しめる「ソロ・ギター」をご紹介しようと思います。自宅にいる時間の長いこの時期は、1人でも楽しめるソロ・ギターにチャレンジしてみましょう!!
“おうちでソロギター”と題し、”ギター小ネタドリル”内で不定期で「ソロ・ギター」をテーマにした記事を投稿していきます。”おうちでソロ・ギター”第1弾は、皆さんご存知の「線路はつづくよどこまでも」を取り上げます。
★”おうちでソロ・ギター”第1弾「線路はつづくよどこまでも」
この曲は元々アメリカ民謡で、アメリカ大陸横断鉄道建設に従事した作業員によって歌われた労働歌でした。原題は「I’ve Been Working On The Railroad」といいます。とても親しみやすいメロディで、日本語の歌詞も有名ですね。
●メロディを弾いてみよう
ソロ・ギターは、ギター1本で、伴奏とメロディーを同時に演奏します。いきなり両方は難しいので、まずは絶対にはずせないメロディーをギターで弾いてみましょう。ポイントは左手のコード・フォームを維持しながら、メロディーを弾くということです。最終的には伴奏と共にメロディーを鳴らすので、”コードを押さえながらメロディーを弾く”ということが大切です。
●レベル1
それでは、レベル1に挑戦してみましょう。これは最もシンプルなアレンジで、ソロ・ギターの基本です。メロディーを弾きながら、コードのベース音を各小節の1拍目頭で鳴らします。
●レベル2
レベル1が出来たら、今度はレベル2に挑戦してみましょう。レベル2は少しコード感が出るように、複音を混ぜてみました。複音は、基本的にコード・フォームに準じたコードの構成音を入れます。ベース音は1拍目と3拍目に入れてみました。
●レベル3
最後にレベル3に挑戦してみましょう。これが弾けると、1人でもとても楽しく演奏できると思います。ベース音をダイナミックに動かしているので、とてもリズミカルです。なお、下ハタのベース音は全て親指で弾くのがポイントです。
皆さん、上手く弾けましたでしょうか??譜面をレベル別に分けたので、無理なく弾けるものから練習してみてくださいね。このような名曲は弾いているだけで心が洗われて、清清しい気持ちになりますよね!
それでは、本日も練習頑張ってください!!
RGSギター教室ギター講師 武谷健